2025年3月28日、新日本造機ホール（呉市民ホール）にて、『海洋リモートセンシング技術を核とした海洋文化都市共創拠点 キックオフシンポジウム』をハイブリッド形式で開催しました。会場とオンラインをあわせて、約200名の方にご参加いただきました。
開会式では、広島大学の越智光夫学長および呉市の新原芳明市長からご挨拶をいただき、続いて、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）の財満鎭明プログラムオフィサー、文部科学省の平野博紀課長補佐より、本拠点への期待と激励の言葉が述べられました。
プロジェクト紹介では、プロジェクトリーダーである広島大学の作野裕司教授より、呉市と広島大学が連携し、海洋リモートセンシング技術を活用して地域課題の解決を目指す構想が紹介されました。
基調講演では、前・東京大学生産技術研究所の大内和夫先生より「宇宙からみた船舶－見えないものが見えるレーダー技術」と題して、合成開口レーダー（SAR）をはじめとする衛星リモートセンシング技術の最先端についてご講演いただきました。
第2部のパネルディスカッションでは、呉市、企業、広島大学の各立場から、「海洋文化都市：呉」の将来像について議論が交わされ、産学官が連携する形での活発な意見交換が行われました。
閉会では、作野プロジェクトリーダーが「ここ広島の呉に、唯一無二な海洋文化都市を」と述べました。
